過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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47:投下[saga]
2012/09/03(月) 09:34:03.56 ID:q9Eu6BAv0

千早「以前のあなたは違った。少なくとも、私が引退する前のあなたは。
   私が仕事に対して不誠実な態度をとったら怒っていたし、ファンに失礼な真似をした私のフォローなんてしなかった。
   だけど、今のあなたはなんですか?
   なんの準備をせずにいきなり私に歌わせるどころか、その歌に対しても何も言わない。
   それが今のあなたなんですか? だったら……もしそうだったのなら、失望しました」

P「……」

 彼は押し黙り、私は言いたかったことを全て言い切った。

「お疲れ様。歌ってくれてありがとう。
 凄く良かったわよ。さすが、「孤高の歌姫」ね」

 タイミングが良いのか悪いのか、女性が入って来る。
 その時の彼女の笑顔は、場違いだったけれどそれなりに様になっているように見えるのは、
彼女がアイドル候補生だったからだろうか。

「また来年も来てくれると……って、あら? この空気……もしかして、喧嘩中だった?」

 彼女は何も知らないはずだけれど、女性の声が白々しく聞こえ、ひどく癪に障った。



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