過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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54:投下[saga]
2012/09/05(水) 12:45:39.69 ID:1wGZy+Wy0

「千早さん、これどうぞ」

千早「ごめんなさい。
   それと、助けてくれてありがとう」

 階段に座っている状態から手を伸ばしかき氷を受け取る。
 場所は祭りの会場から少し離れた神社の境内。
 私はとある人物と再会していた。

「いいえ、サイン書いてもらいましたし、尊敬する千早さんのためならこれくらいどうってことないですよ」

 そう言って彼女は笑ってくれた……と思う。
 神社に街頭はなく、祭りからの光は漏れて届いていたけれど、
私の正面、彼女の背後から当たっていて、顔を向けていても彼女の顔をはっきりとは見ないですんだ。

「それにしても、さすが千早さんですね。
 活動休止したというのにあの人気っぷり、正直嫉妬しちゃいます。
 ……もしかして普段もあんな状態なんですか?」

千早「そんなことないわ。
   今日は祭りだし、たぶんさっき歌ったからよ。それに浴衣も着替えていなかったし」

 呼びかけに反応して振り返った時、後ろには中年の女性が立っていた。
 その女性はよくある有名人を見かけたときのリアクションをとると、
ファンなのか、ミーハーなのか、気付いた周りの人たちはいっせいに私を囲った。

 そうして大勢の人に囲まれて困っている私を助けてくれたのが彼女というわけだった。



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