過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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64:投下[saga]
2012/09/05(水) 12:55:58.96 ID:1wGZy+Wy0

千早「結論から先に言わせてもらうと、私はまだ引退をするつもりはないわ」

 彼女と二人並んで階段に座る。
 祭りのほうは終わりが近いのか、遠くの喧騒も少しずつ静かになり始めていた。

「ほ、本当ですかっ!?」

千早「ええ」

「よ、良かったー、千早さんがいなくなったら私、
目標と日々の楽しみがいっぺんになくなっていましたよー」

 彼女の笑顔にラストライブを思い出す。
 その日の最後はともかく、あのライブのときのファンの表情や声援、盛り上がりが、
私に歌うことへの喜びを感じさせ、また歌っていきたいと思わせた。

千早「……でも、」

「でも……?」

千早「でも、いままでと同じことを繰り返すつもりはないわ。
   活動再開したら、あなたは少し驚くかもしれないわね」

「千早さん、それって……」

千早「それ以上は言わないで。
   私が言えるのはそれだけだから」

 彼女の予想があっているか、間違っているかはわからない。
 けれど願わくは、真実を知った後も彼女にファンでいてほしいと思うのは欲張りだろうか。

「そこの麗しいお嬢さんがた、こんな夜遅くにお二人で何をなされておられるんですか?」

 静寂を破るように、一人の男性が姿を現した。



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