過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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87:投下[sage]
2012/11/17(土) 10:28:14.28 ID:vmIMZt9+0


「それで、お前、仕事のほうはどうだったんだよ。当然上手くいったんだよな?」

 いつの間にか兄妹喧嘩は終わっていたらしい。
 どちらが勝ったかなんて、一人息を切らしている彼女を見れば一目瞭然だった。

「あ、当たり前でしょ! 仕事ぐらいちゃんとしてきたわよ、ちゃんと……」

 彼女の顔が陰りが生まれる。
 だけど、私がここで何かを言ったところで彼女のプライドを傷つけるだけだろう。

 祭りからの光が逆光になっていたからか、幸いにも男性は彼女の異変には気付いていないようだ。

「それならよかった。まったく、お前が歌いたいって言うからせっかく俺がお偉いがたに頼みこんだのに。
 ドタキャンしやがって。おかげでこの祭りまでの数日間、眠れなかったんだぞ」

 頼み込んだ? 頼まれた…ではなくて?

 彼女との話の食い違いに首をかしげる。
 彼女のほうをうかがうと、彼女はばつが悪い顔をした。

 なるほど、そういうことね。

 これも黙っていたほうが良いだろう。

「あ、あの、千早さん……その……わ、私……!」

千早「今度は都合が合うといいわね。私もあなたの歌を聞いてみたいから」

「! は、はい! ありがとうございます!」

 私たちはお互いに笑いあう中、男性は少し不思議そうにしていた。




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