過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす１００の方法　アラフォー」
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112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/08/31(金) 01:58:45.68 ID:mK9vpeuBo
小鍛治流　「年下を落とすための１００の方法」その１１　『えーっと、こういう時は…「そんなに嫌？」　泣き落とし！！？』

京太郎「す、すこやさーん…」ﾋｿｯ

健夜（うう…遂に助けを求める声まで…）

京太郎「ちょ、咏さんがいじめてくるんっすけど、助けてくださいよー」ﾋｿﾋｿ

健夜（ごめんね、須賀君。私には君を窮地から救う方法が今ちょっと思い浮かばなくって…）

京太郎「あの、だから…」

健夜（こ、これもまた、ひとつの社会勉強だと思ってだね、その、たくましく生きて…）

咏「…なんだよ」ﾎﾞｿｯ

健夜「…へ？」

京太郎「…へ？」

咏「…そんなに嫌がることねーじゃん…」

京太郎「ちょ、咏さん！？」

咏「…健夜さんにばっかそうやって甘えてさ。私はそりゃ、このとおり子供っぽい見た目だし、アレかも知んねーけどさ」

京太郎「咏さん？咏さーん」

咏「だからって、こんな、あーんくらい、さ。健夜さんの真似してやってみたって良いじゃん。それくらい良いじゃん」

京太郎「あのー」

咏「…ねえ、京太郎」

京太郎「は、はいぃ…」

咏「…そんなに嫌？」

京太郎「…」

咏「…わ、私に、あーん、されるの…」

京太郎「いや、そういう訳じゃ…」

咏「…もういいよ。ごめんな」ﾌﾟｲｯ

京太郎「あ…」

咏「…ほら。ティッシュ。顔拭きなよ。油と塩付いちまったし」

京太郎「…」

咏「ほんと、悪かったわ」

京太郎「…」

咏「…」ｺｼｺｼ

健夜（…袖で顔を拭う仕草。咏ちゃん、もしかして泣いてる？）

咏「…」ﾌﾟｲｯ

京太郎「あ、あの…」

咏「…」

京太郎「…あ」

京太郎「あーん…」ﾊﾟｶｯ

咏「…」

京太郎「…」

咏「…なんだよ」

京太郎「…いや。その…ご、ごはんをください」

咏「気遣ってんならぶっ殺すぞ」

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