過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす１００の方法　アラフォー」
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173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/09/03(月) 20:37:32.09 ID:kdMi6JCxo
榛名湖

恒子「着いたー」

えり「着きました」

恒子「いやーお天気にも大変恵まれ、非常に気持ち良い外の空気でありますなぁ」

えり「そうですね」

咏「ほれ、京太郎。お前も早く車から降りなって」

京太郎「はーい」

健夜「…」

京太郎「健夜さんも降りましょうよ。着きましたよ。もうみんなは降りてます」

健夜「…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

京太郎「？健夜さーん」

健夜（おかしいよね、なんかおかしいよね。結局あのあと、二人が静かになっちゃって、私がなんかアクションするのも憚られる空気になっちゃって）

健夜（彼が隣に座っているというのに、無駄に空気を読んでしまって、そのまま湖に着くまで何もすることが出来なかった）

健夜（…やっちゃったなぁ）

健夜（…咏ちゃんめ）

京太郎「健夜、さん！」

健夜「うひっ！？」ﾋﾞｸｯ

健夜「…あれ？ど、どうしたの？須賀君」

京太郎「いや、到着しましたよって。健夜さんこそどうしたんです？何度も話しかけたんっすけど」

健夜「…あー」

健夜「ごめんね。ちょっと考え事をしてて」

京太郎「そうなんですか。とりあえず、降りません？」

健夜「うん…そうだね」

健夜「…よいっしょ」

京太郎「？」

健夜「…」

健夜（咏ちゃん、どれくらい本気なのかなぁ…）

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