107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/17(月) 01:35:00.54 ID:OYYw/q5t0
  
  
  
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 荷物を持ってカウンターに戻ると店員がソワソワしながら立っていた。 
  
 『もう、遅いよー、早くしないと始まっちゃうよー』 
  
 一応、私は客なんだが……タメ口はダメだろ店員として…… 
  
 『よし、行くよっ』 
  
 夜空「わわっ!?」 
  
 私の手を取って走り出した。それも結構な勢いで。よく学校では『廊下は走っちゃいけません』とか言うものだが 
 カラオケ店では走ってもいいのか?しかも店員が。他の客にぶつかったりしたらどうするんだろう。 
 それに、もう完全にタメ口だな。 
  
 『間に合ったかなー?付いたよ』 
  
 案内されたのはVIPルームみたいな結構な値段が張りそうな広い部屋だった。 
 その中には若い女性や中年の男性、老人など数えてみると八人がいた。私も含めると九人。この人たちが参加する人か。 
  
 店員が机に置いてあったマイクを取り 
  
  
  
  
 『皆さん、お待たせしましたーこれから、カラオケのど自慢大会を開催しまーす! 
  
  
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