114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/26(水) 11:17:22.39 ID:tGZKfFt30
私は素早く曲を入力する。……なんかこの動作にも少し慣れてきたな。だんだんリア充っぽさが出てきたんじゃないか?
どうだろう、トモちゃん?えっ。『夜空ちゃん、様になってるよっ。カッコイイ!』だって?
トモちゃん、君のおかげで私はリア充に着々と近づいているよ。本当にありがとう。
部屋内に曲の前奏が徐々に聞こえ始める。この曲は私が大好きな曲だ。初めて聞いたときに自分の姿が浮かんだ。
歌っている自分が浮かんだ。なんでなのか分からないが『自分の曲だ』とか『私にぴったりだ』と思ってしまった。
そう思っただけで実際、口ずさむぐらいで歌うことなんて一度もなかったのだがまさか歌えるとは……
それも人前で。でも『好きな曲を誰かに聞いてもらえる』というのもいい経験だろう。
曲の前奏が終盤部分に差し掛かってきた。曲が曲だけに上手く歌いたいという気持ちが高ぶってしまう。
その反面、不安もあるがそんなことを思っても意味はないんだ。上手、下手に囚われずベストを尽くそう!
深呼吸してリラックスする。よし、いくぞ!
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