過去ログ - 夜空「高校デビューする」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/26(水) 11:27:16.23 ID:tGZKfFt30


次の日。私はタカに謝った。母さんの言うとおりタカは快く許してくれた。
私が絶対悪いのに、タカも『俺の方こそごめん』と言ってくれた。

こんなこと思ってはいけないが、私はその言葉がとても嬉しく感じた。
『本当の友達』というのをしっかりと感じることができたから。

遊び終わって私たちは公園のベンチに座っていた。そして私は母さんに言われたことをタカに話すことにした。
母さんの話を聞いてからタカにも知ってほしいと思ったからだ。

話しているとちょっと恥ずかしくて変な感じになってしまったが、それでもタカは笑わずに話を聞いてくれた。
すべてを聞き終わったあとタカは真剣な顔で私にこう言った。


タカ「だったら俺は……ソラのことを百人分大切にするよ。百人……いや、百万人でも百億人
   でも、世界中が敵になっても、俺はお前だけの味方でいる」

夜空「は、はずかしこといってんじゃねーよ!」

タカ「な、なんだよっ。そっちが先にいいだしたんだろー!!」

そんなクサイ台詞を言うもんだから茶化して誤魔化してしまったが、内心はとても嬉しかった。
タカは私のことを本当の友達として見てくれていると確信できた。





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