201: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/09/04(火) 12:10:19.33 ID:WFNZXnLz0
【3日目 A.M 2:00】
吹石と出会ってからは私は一言も言葉を発していなかった。
彼女のPDAは6であり、修平のクリア条件に必要な殺害対象には入っていなかった。
しかし、彼女のクリア条件は“自分を中心とした五つ並びのナンバーのプレイヤーの殺害”――
つまり、4、5、7、8の4人の殺害が必要とされていて、その中に4の修平も含まれていたのである。
また、彼女の特殊機能は“半径10m以内にいるプレイヤーのナンバー、クリア条件を表示する”と言った強力なものであり、これは修平と同じくクリア条件に比例した強度だと考えていいだろう。
「じゃあ、荻原さんは……」
「あぁ、恐らく……」
修平のPDAには殺害対象が死亡したかどうかが記載されている。
その中の5のPDAのプレイヤーはどうやら死亡したらしく、それが吹石の言う荻原という女性のPDAのナンバーと一致するようだった。
「でも、これからどうするの? 私たち、クリア条件が競合しちゃってるし……」
吹石が辛そうな顔をして修平のほうを見ていた。
「…………俺は――琴美が俺を殺さず、クリア条件を満たすことが出来る方法を探したいと思っている」
その修平の言葉に私は……
>>203
1.悠奈の時と言っていることが違う、と指摘する
2.そんなものあるわけがない、と言及する
3.私も手伝う、と協力する意志を見せる
4.その他
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