392: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/10/25(木) 20:57:02.42 ID:HZSjt34F0
「――――ッ!?」
僕は横に居るかりんに突然押された――
反応できないままに倒れた僕の耳に届いたのは、かりんの声では無く……甲高い轟音だった。
「祐司!」
「あ…………」
いち早く立ち上がったかりんが、僕を起き上がらせて手を引っ張る。
「…………な、何が――」
僕が言葉を言い切る前に、また同じ音が全てをかき消した――
今になってようやく、僕は何者かに拳銃で襲撃されているという事に気が付いた。
「はぁ……はぁ……ッ!」
僕は足が速いかりんの後を追うようにして必死に走った。
廊下の角を曲がる時に背後を横目で見ると、白いワンピースを来た女性が拳銃を片手に追いかけてきていた。
「れ、麗佳さん……なん、で…………麗、佳さんが…………!」
麗佳と言えば、最初にかりんが一緒に行動していた大学生である。
かりんに容赦無く襲いかかってくるということは、彼女はかりんを見限って姿を消したという事なのだろう。
「くっ……」
矢幡よりも僕たちの方が若干足が速いが、完全に突き放す事は難しいそうである。
この状況で、どうする……?
1.相手が諦めるまで逃げ続ける
2.僕が囮になってかりんを逃がす
3.手持ちの武器で対抗もしくは威嚇をする
4.その他
>>393
>>394
>>395
※>>395のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>393
34〜66 >>394
67〜99 >>395
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