過去ログ - 安価でシークレットゲーム2
1- 20
431:魔だって→黙って です。 ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/10/28(日) 01:04:02.26 ID:ZKqt7UaJ0
「だから、もしこのゲームで生き残っても治療費に足りなかったら……。…………っ、私っ、どうすれば、いいのかな? 足りないなら、誰かを殺すしか……っ!」

かりんは、本当にかれんの事を大切に思っているらしい。

「殺す必要なんてないよ」

「……っ……ぇ?」

「もし足りなかったら、僕の賞金からその分払えば良いんだよ」

「……で、でも! それは、悪いし…………痛ッ!?」

僕は泣きべそかいているかりんの額を軽く突いた。

「僕たちは“仲間”だよ? だったら……“お互いに協力したり助け合ったりするのは、当然のことだ”」

「……っ………ぅん」

「かりんが、僕に言ってくれた言葉だけど。もう忘れちゃった?」

「……ううん」

「なら、何も問題なんて無いよね?」

「っ…………うんっ……!」

「じゃあ、もうこれからは本当にお互いに遠慮は無しで行こう」

「うん!」

やはり、かりんは笑っているほうが似合う。

(4億となると……)

生存者10人以下になれば、2人の賞金を合わせれば十分である。

いま何人生存しているのかは分からないが、僕たちは1人死亡しているのを確認しているためあと3人死亡すれば良いという事になる。

恐らく、このゲームは1人や2人の死亡者で終わらせるような事にはなっていないだろう。

となれば、僕たちはただ自分の首輪を解除する事だけを考えていれば必要な条件を満たす可能性が高いだろう。

「よし、そろそろ出発しようか――」



僕たちはお互いの事を知ることで、今まで以上に“絆”というものを感じられた気がする。

感じられただけで、本当は存在しないのかもしれないが――


僕たちはこれから……

1.3階を引き続き捜索する

2.4階を目指す

3.かりんのお尻をスパッツ越しに撫でる

4.その他

>>432
>>433
>>434

>>434のコンマ下二桁によって安価を決定
 
00〜33 >>432
34〜66 >>433
67〜99 >>434



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
923Res/412.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice