454: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/10/29(月) 19:02:43.72 ID:SKBE9H9L0
僕は特に何かするわけでもなく、今まで通りでいることにした。
「合流するなら、ここが一番いいと思うんだけど――」
僕が指さす場所は、2人の中間地点にある他とは大きな部屋である。
それは、最短ルートよりも少し離れている程度で、いざ誰かに襲撃された時も比較的逃げやすい場所だ。
「祐司は、なんでそんなにいつも通りで居られるの……? 私たち、合流できるかどうか分からないんだよ!?」
なかなか落ち着けないでいるかりんが、再び取り乱してしまう。
「……僕だって、不安でしょうがないさ。平然の仮面を被ってるだけで……とても怖い――」
独りで行動する事ということもあるが、かりんと会えるのがこれで最後になってしまうのではないか、と考えると怖くて仕方なかった。
「だからこそ、前向きに物事を考えるべきだと思う。起きてしまった事は仕方ない……と割り切ってね」
とは言っても、それがなかなかできないのが人間である。
「うん……私、1人頑張ってみるね!」
「僕が居ないと、合流場所まで辿りつけないかもしれないけど、頑張ってね」
「祐司だって私が居ないと、いつ後ろから撃たれるか分かったもんじゃないよ?」
「…………笑えない冗談だよ」
いつもの調子が取り戻されたからなのか、どんよりとしていた空気に鮮度が取り戻された気がする。
「……もし、だけどね? 私たちのどっちかが合流場所になかなか来なかったら……どうする?」
考えたくもない“もし”だが、可能性がある限りここで決めておかなければならない。
「そうだな……」
1.ゲーム開始から○時間まで待って来なかったら、その場所から離れる(○には数字)
2.限界が来るまでずっと待ち続ける
3.その他
>>455
>>456
>>457
※>>457のコンマ下二桁によって安価を決定
00〜33 >>455
34〜66 >>456
67〜99 >>457
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