過去ログ - 安価でシークレットゲーム2
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791: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/11/20(火) 20:48:14.76 ID:buswOGnk0
(武器の使用制限……?)

それをしてしまっては、高山たちが不利になるだろう。

『やっぱり、最終戦っていうのはフェアじゃないといけないと僕は思うんだよね。だから、武器は“拳銃”――それだけで、君たちには戦ってもらいたい!!』

『でも、それだと優位な方が不利になっちゃうよね? だから、お互いに敵を殺した時点で“条件を満たしていなくても”首輪が外れるよ! うわーこれは破格だ、破格の提案だよ全く!』

『あ、別に条件を満たしていないプレイヤーが殺さなくても大丈夫だよ? 2対2のチーム戦でこれは行われるから、所属しているチーム員が敵チームの誰かを殺せば、そのチームの首輪は全て外れるよ!』

「……それを、僕たちに強制するということですか? それだと、ルール違反になりますよ?」

『うん、確かにルールには載ってないね。だからこのまま僕たちが勝手にするのは明らかなルール違反で、興ざめになっちゃうよね』

『だから、この提案は……君たちの投票でやるかどうかを決めて欲しいんだ!』

「投票……?」

すると、画面の右上に“はい/いいえ”という文字が現れた。

『持っているPDAの数は関係なく1人1票だから安心してね。あと、この提案が承認される条件は、全体投票数の過半数を超えてないと駄目だよ! つまり、4人中3人が賛成しないといけないってことさ!』

『投票受付時間は、今から5分! それまでに投票が無かったら無効になるから気を付けてね!』

『あ、あと。この提案が承認されたらまたそのゲームについて説明するから、いまは省略させてもらうよ!』

『それじゃ、良い結果を待ってるよ! ――――』

スミスは自分の言いたいことを全て吐き出すと、間を置くことも無く消えてしまった。


「…………祐司」

「うん、ちょっと待ってね……」

僕はこの提案について深く考えてみる。

運営がわざわざこのようなものを提示してきたということは、何かしらの思惑があるはずである。

この提案に乗れば僕たちは拳銃だけで戦う事になり、一応平等に近しいものとなるだろう。

御剣たちが説得に失敗したと考えると、僕たちはこの提案に乗った方が良いのかもしれない。

裏があるかもしれないが、彼らが提案を承認してから大幅にルールを変えるとは思えないので乗っていても損は無いと思われるが……。

(そもそも、投票数が――)

僕たち二人が賛成しても、恐らく向こうは反対してくるに違いない。

だからどうあがこうがこの提案は無効になる可能性が高いだろう。

(……どうするか――)

僕はこの提案を……

1.受ける

2.受けない

3.かりんに聞いてみる

4.その他

>>792
>>793
>>794

>>794のコンマ下二桁によって安価を決定
 
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34〜66 >>793
67〜99 >>794



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