85: ◆WNrWKtkPz.[saga]
2012/09/01(土) 14:02:07.73 ID:Jx7J5FwY0
【1日目 A.M 7:00】
「……で、これからどうするよ?」
説明会が終わると、皆一息つこうかと言った感じになっていた。
「あ……はるなが、いない」
「ほ、ホントね……トイレかしら?」
「説明会が始まるのと同時にこの部屋から出て行った」
「なっ……ど、どうして止めなかったの!?」
「いや、別に止める必要性が無いし」
「それでも、教えてくれればよかったじゃない!」
「…………」
これ以上、上野に何を言っても話が終わらないと思ったので、私は黙る事にした。
「落ち着いてくださいよ。淵田さんの言っていることは全くの正論で、あなたが彼女を責める権利はありません」
三ツ林が間に入ってどうにか上野を止めてくれた。
全く、ヒステリックな人間の扱いは面倒である。
「……それじゃ、僕はもう行きますよ」
「えっ、司は初音たちと一緒にいかないのですか?」
「えぇ、僕には単独行動が向いて居ると思ったので……それでは」
「ちょ、三ツ林く…………っ」
先程、人を止める権利が無いと言われたことを思い出したのか、上野は途中で黙り込んでしまった。
「もういいだろ、あんな奴。放っておこうぜ――」
「……俺も、1人で行動するよ」
伊藤がそう言った矢先に、修平もサッと歩き始めた。
「ちょ、修平、お前もか!?」
「悪い、どちらかと言えば俺も1人で動きたいんだ――」
そう言い終わると修平は部屋から出てしまった。
私は……
>>88
1.1人で行くことにする
2.部屋から出て三ツ林を追う
3.部屋から出て修平を追う
4.伊藤たちと一緒に行く
923Res/412.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。