過去ログ - 魔王「勇者よ、ここで終わりだ!」勇者「ちいぃッ……!」 【完全版】
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218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:44:00.02 ID:8wnrNHQAO
勇者「んで余談なんだが、その村には大量の物資が毎年送られてくるらしい」

メイド長「へえ……誰からです?」

勇者「それが分からないらしい」
以下略



219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:44:39.98 ID:8wnrNHQAO
【魔王の部屋】

大臣「どうしました、お悩みになって」

魔王「いっそ殺して黄泉がえりに掛ければ記憶もまっさらになるし、教育しなおして人間国との交渉材料にできるのになーって」
以下略



220:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:45:12.77 ID:8wnrNHQAO
皇后「そんなこと、私が許しませんよ〜?」

魔王「でもほら……人間国との話し合いの材料にさ」

皇后「 絶 対 に 許 さ な い  わ よ 」
以下略



221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:45:55.11 ID:8wnrNHQAO
皇后「………あなた、不安なのでしょう〜?」

魔王「…………」

皇后「もし、勇者さんが、あのままでも私達を…あの子を理解出来るのか…自分に置き換えると」
以下略



222:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:48:09.16 ID:8wnrNHQAO
【最終話】


ザー……ザー……

以下略



223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:48:37.96 ID:8wnrNHQAO
ピカッ!


憲兵隊長「しかし、憲兵隊の威信にかけてただ勇者の死罪を免除するわけには参らん……」

以下略



224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:49:22.32 ID:8wnrNHQAO
―ある日の昼下がり―


ミーンミンミンミーン……

以下略



225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:49:57.43 ID:8wnrNHQAO
勇者「……どうにも理解できんのだ、娘が」

メイド長「娘……と言うと、殿下のことが?」

勇者「先日の話だ。あのとき、娘が私を手助けしたのは、あくまで自身の手で私を殺したいのであって、憲兵隊長に殺される事を良しとしないだけだ…と思うのだが」
以下略



226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:50:37.81 ID:8wnrNHQAO
勇者「いや、だからだな、娘から慈悲深いというかだな……何というかだな……暖かいものを感じたのだ。これから殺そうと言う相手にそんなものを向けて何の意味が」

警備隊長「わ…わたしは貴方の発言の意味が分からんのだが」

勇者「しかも最近あまり殺気を感じられなくなったのだ…というか、だな」
以下略



227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:51:23.65 ID:8wnrNHQAO
メイド長「勇者様、殿下についてよーくお考えになってくださいませ」

メイド長「………殿下に命を助けられた」

勇者「ああ」
以下略



228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[saga]
2012/08/31(金) 23:52:57.36 ID:8wnrNHQAO
勇者「……いや、それはおかしい」

メイド長「…なにがおかしいんですか」

勇者「そう言われたら、まるで娘が私に惚れているような印象を受けてしまう」
以下略



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