過去ログ - 士郎「来い、セイバー!」 さやか「可愛い女の子かと(ry
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/01(土) 04:35:23.87 ID:zcwF6SMp0

土蔵の外では、セイバーの猛攻を赤い影が凌いでいた。

赤い影「テメェッ!」

弾き飛ばされた影が、悪態を吐く。

セイバー「どーしたのさ、ランサー。 止まってるなら、またこっちから行かせてもらうよん」

ランサー「ハッ、死にてーみてぇだな! その得物――アンタはセイバーか」


槍を持った少女が構えを直し、その殺気が膨れ上がる。
――あの構えは知っている。
校庭での激闘に終止符を打たんと、赤い少女が繰り出しかけた必殺技。


あれはまずい。 どうする――[安価]

ニア1.何が出来ようか。 とりあえず様子を見守る
 2.嫌な予感がする。 何とかしないと――!



ランサー「"――刺し穿つ、幻影の赤[ロッソ・ファンタズマ]――!"」



セイバー「!」

その一撃を、確かに躱したはずのセイバーの背後。
そこにもう1人の影が現れ、まるで鏡像のような同じ槍の軌跡が、
セイバーの腕から背中にかけてを、浅く切り裂いていた。


セイバー「今のは幻影……いや、実体を持った分身――!」

ランサー「ちぇっ、必殺名乗ってんのに、躱されたとあっちゃしょーがないねぇ」


そう言い捨て、ランサーはきびすを返した。

セイバー「はぁ? あんた、今更逃げる気?」

ランサー「おっと、勘違いすんなよ。 これが躱されたら一旦引けってのがマスターの方針でね」

まるで猫のように家屋の屋根に飛びながら吼える影。

ランサー「追ってくんなら容赦しないぜ。 いずれまた、アンタは叩きのめしてやるよ!」



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