過去ログ - 士郎「来い、セイバー!」 さやか「可愛い女の子かと(ry
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[saga]
2012/09/09(日) 00:01:43.54 ID:Dvoaw/sQ0
己の『消滅』を覚悟した、その刹那――
さやか「――だぁああああアアアアァァ――ッ!!!」
――美樹さやかの渾身の飛び蹴りが、マミの後頭部を捉えていた。
吹き飛ぶ巴マミ。
見れば、そのさやかの手足の傷もまだ治りきってはいない。
さやか「さっさと起きる! あたしの『力』じゃ、今の不意打ちで精一杯なんだから!」
そう言いながら、私の傷を癒すさやか。
さやか「はやくしてよ、ほむら! ――あんたならまだ何か、とっておきの『策』でもあるんでしょ!?」
焦ったように何かを促すさやか。
だが――。
ほむら「な――何言ってるのよ! 私にも、もうどうこうできる手段なんて残って無いわよ!」
さやか「――へ?」
そう言って、どこか間抜けな声を漏らしたさやかの身体に――
――悪夢のような、マミのリボンが巻きついていた。
さやか「う、うグゥッ!!!」
マミ「――背後からの不意打ちなんて。 あんまり感心した話じゃないわね、美樹さん?」
悪寒が、身体を突き抜ける。
さやかの身体に巻きついたリボンは、まるでミイラのようにその本数を増やし、
さやかの身体を締め上げながら浮かび上がらせてゆく。
――マミが何を考えるのか解った時、私達は叫んでいた。
ほむら「やめ――!」
士郎「やめろ、バーサーカー!!!」
――グシャリ、と。
浮かび上がったリボンの塊から聞こえたのは。
まるで巨漢のプロレスラーが、リンゴを握りつぶした時のような。
まるで布袋に詰めた、新鮮な豆腐から豆乳を搾り出す時のような――
――なにか絶望的な、音だった。
ほむらサイド3 END
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