過去ログ - SAOってネトゲにツインテ幼女のBOTかませてコンビニ行ったら大変なことになってた
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156: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:12:05.47 ID:uckenC8fo
「なんだ?」

 そう呟いて、状況を確認する。
 その異様なスピードでのファイルの減り方は…
「爆縮」
以下略



157: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:12:37.61 ID:uckenC8fo
 いや、多分俺の受けた印象のほとんどは錯覚なのだろう。
大方は表情の変化に引きずられた印象の変化に過ぎないとは思う。
だが、主観的には、
明らかに今のミルティアラのダンスはさきほどまでのダンスと違っていた。
単に動きを真似ているのではなく、
以下略



158: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:15:42.85 ID:uckenC8fo
 俺は、ふと思い立ち、立ち上げっぱなしだった分析ツールの1つを操作した。
それは、ファイルの中身の類似度やら相関関係やらその他いろいろを
点の集合の距離や色で表現するツールだった。
ログを使って問題の時刻の少し前から表示してみると、
まず、一気に中央に縮む様子が見て取れた。
以下略



159: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:16:12.09 ID:uckenC8fo
 それは、くっついたり離れたりを繰り返し、七色にキラキラ輝いていた。
 ランダムに位置と色を決めて点を打ったときのノイズに似た画像と異なり、
 それは曲線的で、色を見ても形状を見ても連続的なある系統だった情報の連なりだった。
 その系統性は、俺の感覚には「美しい」と思えた。
 例えば、宝石箱の中の宝石が生命を持っていれば、こんな風景になるのではないかと思わせた。
以下略



160: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:17:41.46 ID:uckenC8fo
 さて、いったいいつまで可哀相なカザネさんにダンスを踊らせてるんだと
言われそうなので、その後の結末を述べて話に一段落つけておこう。
簡単にするために、後から聞いた話を合わせ、カザネさんの心境も勝手に推測して、
半分神視点で描写させてもらおうと思う。

以下略



161: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:18:08.17 ID:uckenC8fo
 元気よく歌うミルティアラはなかなかいい感じだ。
 恥ずかしそうに歌うカザネは…かなりいい感じだ。

 一瞬声が出なくなったりしている様子をはらはら見守っていたが、
やがてカザネは踊り出した。すぐにミルティアラも続く。
以下略



162: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:18:44.60 ID:uckenC8fo
 しかし、硬直時間が長かったのは相手の方だった。
 先に気を取り直したクラインは、ばしんと景気よく男の背中を叩いた。

「…こんなところで何やってんだよ、おめぇはよぉ…」

以下略



163: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:19:12.06 ID:uckenC8fo
(ううーっ…恥ずかしいよぉ…でも…頑張らないと…)

 それでもだんだん慣れてきたカザネは、
歌いながらも人波の中から似顔絵の男を捜し続けた。
 …ちなみにミルティアラはすっかり忘れている様子だった。
以下略



164: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:20:14.64 ID:uckenC8fo
(よかった、通じたみたい…)

 ほっと一息ついたカザネが見守る中、クラインはいきなり「せーのっ!」と
叫んで手拍子を入れ始めた。あっという間にそれは周囲に広がっていく。

以下略



165: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:20:52.77 ID:uckenC8fo
 割れるような拍手が終わると、「おーい!」とクラインが手を振って近づいてきた。

「いやぁ、なかなか良かったぜ。あ、そうだ、こいつが探してた男」

「早く言ってよぉ!」
以下略



166: ◆AkuraJpAsA[saga sage]
2012/09/09(日) 05:21:22.55 ID:uckenC8fo
【なんとか一段落です…風呂行って寝る!】



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