過去ログ - 一方「卓球すンぞ」
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117:1 ◆TKmTTlfamc
2013/01/23(水) 01:31:09.50 ID:UtgS3YdIo
一方「……」ポーン

一方「…オラ!」カン!

アニェーゼ「…」

アニェーゼ「(さっきとは少し違いますね、フォームこそはほとんど同じですがスピードが速くなってやがります)」

アニェーゼ「(しかし能力を使ったと言ってもただ速くなっただけですか、拍子抜けですね)」フン

アニェーゼは一方通行のサーブをさっきと同じように打とうとした

アニェーゼ「ッ?!」

ピン球はアニェーゼのラケットに当たった瞬間、アニェーゼの頭上よりはるか上空まで跳んだ

ピン球は天井近くまで跳び、そして速度が弱まっていくにつれ、重力に逆らうことなく落ちてきた

アニェーゼ「(な、なんですかあの球は!? どんだけ回転がかかってやがるんですか!!)」

一方「ハン」

アニェーゼ「……これが、能力を使ったってやつですか」

一方「あァ……ベクトルをピン球の回転に集中させたサーブだ」

アニェーゼ「……」



佐天「す、すごい! ピン球が天井に届きそうなくらい跳んだ!」

海原「(これがベクトルを変換させる能力ですか……間近で見るのは初めてですね)」

滝壺「(……学園都市レベル5の第一位)」

削板「うおぉー! すげー跳んだな!!」

海原「(しかしすごいと言えば、あんな回転にも耐えきれるラバーもすごいですね……おそるべし学園都市……)」


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