67:1 ◆TKmTTlfamc
2012/10/19(金) 01:51:09.22 ID:c+bCnb86o
一方「そろそろ始めンぞ」
海原「分かりました」
佐天「(うーん……どっちも初めてって言ってるけど、なんかすごく経験者っぽく見えるなー……)」
海原「……では、行きます!」
海原はピン球を宙に上げ、サーブを打った
ラケットの面を上から下に叩きつけるだけの初心者丸出しのサーブ
海原「(……初めてですが上手くいきましたね!)」
一方「……」
一方通行もまるでスピードのないピン球を打ち返す
しかし、それは打つというよりはラケットの面を当てるだけの行為だった
一方「(……なるほどなァ)」
当然、当てただけのボールはパワーもスピードもなく、台の中央、コートの近くに落ちる
海原「!」
海原は、ある程度台の奥側、自分の近くにピン球が来ると思い込んでいたのだろう、慌ててボールを追いかける
しかしピン球は2バウンド目に入ろうとしていて、更に海原は卓球の足運びすら慣れていない
結果、海原はラケットは空を切り、ピン球は2バウンドしてしまった
例えこの場面を卓球を知らない者がどう見たとしても、お互い初心者同士の試合だろうと判断出来る
一方「……」
海原「0-1ですね……」
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