12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/03(月) 01:36:06.65 ID:c1xf/aqDO
さわ子「あと10分ほどで学校着くわよー」
紬「わかりました」
直「…………」カタカタカタ カタカタ
さわ子「そうそう、今日のことは梓ちゃんたちに内緒にしといてね」
菫「えっどうしてですか?」
菫「直ちゃん早く自慢したくてしょうがなさそうですけど」
直「 」タッタカ! タッタカ! タッタカ!
紬「タイピングはや〜い♪」
さわ子「明後日の学園祭ライブ当日に知らせたほうが、三人を驚かせられると思わない?」
菫「は、はあ」
さわ子「それに直ちゃんにはミキサーの使い方をマスターしてもらわないと。どうせ見せるなら、完成した直ちゃんを見せたいのよ」
菫「完成…。なんだかかっこいいですっ」
さわ子「そういうわけで明日、部活が終わったら直ちゃん借りてくわ」
菫「よろしくお願いします」
菫(わぁ。すごい、すごい。よくわかんないけど直ちゃんすごい。色んなことで活躍してる。先輩方の力になってる)
菫(わたしができないことにどんどん挑戦してる。わたしには直ちゃんにお茶入れたりお手伝いすることでしか応援できないけど)
菫(がんばってね)
カタタッ タッ タタッ
菫「あ、ごめん私の水筒しか残ってないや。口つけててもいいならハイッ」
直「かまわない。ズズズッ」カタカタ
菫「車揺れてるからこぼさないようにね」
直「んっ」
紬(えっ何? 何? なんで突然すみれが直ちゃんにお茶出したの??)
さわ子「ククク…」
菫「直ちゃんの水筒大きいのに換えたほうがいいなあ…」
直「そのままで。今日は急に用が入ったからしかたない」
菫「そう?」
直「水筒返すよ」
菫「うんっ」
紬(んん……さっきのやり取りが気になる…)
紬(周りの人からはわからない、女の子二人だけの特別なやりとり)
紬(あっ! それって以心伝心ってこと!?)
紬(つまりつまり、やっぱり、そういうことね!!)
紬(キテマスワーーーーーーーーーーーーーーーーーー)
菫「そんなんじゃないからねッ」ジトッ
紬「え〜〜〜〜〜」ショボン
直(なんの話…?)
さわ子「ハハハ……」
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