22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/03(月) 01:51:33.04 ID:c1xf/aqDO
唯「だけどね」
唯「今年は心配してたんだよ。憂のこと」
菫「心配…?」
唯「うん。中学上がってから去年まで、憂はわたしのことに時間を使ってくれてたから部活に入ったことないの」
菫「そうだったんですか…」
唯「うん。わたしはわたしですこーし…ううん、中学生のころは憂に頼りきってて、高校生になったらなったで家事手伝わないでギー太ばかり触ってた」
唯「そんな私だったけど、今年は仲間達に助けてもらいながらなんとか一人で生活できてる」
唯「憂はどうだろうな、て気にかかってたんだよね。わたしが居ない分時間できたし、自分のために上手に使えれば良いなとか。部活の過ごし方を見つけたかなとか」
唯「まあお互い話したいときは電話してたから、お互いの状況はだいたいわかってるつもり。杞憂で済んで良かった良かった」
菫(なんだ。憂先輩と比べてだらしない人だと思ったけど)
菫(妹さんのことを大切に想う人だった。全然だらしなくなんかない。しっかりお姉さんしてる)
唯「スミーレちゃんと直ちゃんには感謝してる。電話越しでなんだけど、憂と出逢ってくれてありがとう」
菫「そんなおおげさに……わたしはわたしの思うままに動いてるだけです。直ちゃんもきっとそうにちがいありません」
唯「あはは、そう言ってくれると気持ちが楽になるよ」
唯「ゴメンゴメン個人的なお話しちゃったね。もっと楽しいこと話そ?」
菫「…クスクスッ」
唯「どうしたの?」
菫「いえ、なんか唯さんの印象が180度くらいクルンと変わってしまって。面白いなあと」
唯「えー。今わたし良い印象? わるい印象?」
菫「今も前も良い印象もってますよ。ただ憂センパイに聞いてた唯さんは生活態度のすごくしっかりした人だったので、裏切られた気はしてました」
唯「憂はスミーレちゃんになんて言ったんだろうねえ……」
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