過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/09/05(水) 03:20:09.04 ID:R8M6eZTH0
暗黒騎士「おら、本題移るぞエロガキが。伯父上!」
団長「お、おじさんの出番きたー?」
竜騎士(一瞬で態度替えやがった)
『ふぇぇ・・・ぼくに何かお用事なのぉ・・・』
団長「ああ、おじさん達は君が持つ削除の力に頼りたいんだ」
団長「世界樹を消す為にね。どうだろう? 君さえ良ければお手伝いしてくれないかな」
『ふぇぇ・・・お外に出なきゃいけないの・・・』
団長「ああ、ダメなのかい?」
『お外は面白くないのぉ・・・ぼくがお外にいるとみんな怒るし、泣いちゃう』
『だから、ぼくはここにいなきゃダメなんだってぇ・・・でも、ここもつまらないよぉ』
団長「うー…イライラしてくるよ。このクソガキは」
竜騎士「まぁ、ぶっちゃけYouはどうしたいのヨ?」
『ぶっちゃけ気が済むまで暴れたいよぉ・・・』
竜騎士「……嫌な予感ガ」
『モツ引っこ抜き、脊髄ぶっこ抜き・・・ふぇぇ・・・』
竜騎士「アカン」
『ふぇぇ・・・レバーを所望するよぉ・・・』
暗黒騎士「伯父上、このガキはあまり宜しくなさそうだが」
団長「いいや、上等さね」
団長「おじさんは君が気に入ったよ。意地でも連れて行かせてもらう」
団長は手へ近づくと小さな声で何か語りかけた。
『ふぇぇ、おもしろいのぉ・・・?』
団長「ああ」
暗黒騎士「伯父上?」
団長「三魔官殿! 聞こえているんだろう?」
≪ 元よりそのつもりなのだろうイヤラシイ男だなぁ ≫
≪ 解放の手順を伝えるぞ。いいか、一つでも間違えてみろ。死ぬ ≫
竜騎士「デッドしないようにソッチサンが何とかしてよネ」
団長「了解だよ。準備はできている」
≪ こちらも貴様らのタイミングに合わせる。……それでは ≫
この瞬間、彼らは最悪の化身を世に再び解き放ってしまったのだ。
『ふぇぇ・・・』
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