過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/11/06(火) 04:13:16.08 ID:3b8AmYtp0
商人「彼の言う通り今日はもう休んだ方がよさそうだな」
女勇者「はぁ、もうイカダ作って港まで行くしかないのかなー」
魔女「あー、あー。なーんてナイスアイディアなんでしょー」
戦士「もうみんなで泳いで渡ろうぜ」
僧侶「それ冗談ですよね…?」
エルフ「みんな今日はお疲れ様でした。色々あったよね」
魔女「ありすぎて頭の整理が追いつきませんでしたわぁ。こっちに帰ってきたら大変な事が起きてるし」
女勇者「屋敷で暮らしてた頃には想像もつかなかったでしょ?」
魔女「そりゃそうよ。ていうか誰だってそう。まぁ、退屈せずに済んでるけど」クス
女勇者「笑い事じゃないけど、そうだよね……!」
女勇者「まずさ、こうして勇者さんともちゃんと分かり合えたし良かったよ」
魔王「Zzz〜〜〜……」
女勇者「寝るの早っ!?」
魔女「まるでガキですわね、ガキ。本当に何歳なのかしら」
戦士「勇者殿だって色々あって疲れてるのさ。むしろこの人が一番大変だったろう」
エルフ「どうしてかな」
戦士「どうしてって…そりゃ」チラ
商人「ん?」
戦士「いや、何でもない。(アイツがいる前でそれを話すわけにもいかんだろう)」
僧侶「ふああぁ……私もそろそろ……」
戦士「僧侶ちゃんもお疲れさんだよ。俺は今日あらためてキミのしっかり具合を見させてもらったし」
戦士「これなら、アイツも安心してるだろうよ……」
僧侶「……おやすみなさい」
戦士「さぁ、ここを出る事は明日考えよう。俺もそろそろ―――」
ぶぉおおおおーーーーー
戦士「? 何か今変な音がしなかったか」
女勇者「あ、私も聞こえました。船の汽笛みたいな、亡霊の恨みがこもった声の様な…!」
魔女「あーほ。どっちもありえんですわ。だって船は……」
商人「うわああああぁぁぁぁーーーーっっ!?」
戦士「ど、どうした?」
商人「ううう、うえっ、上! 上上っ!!」
「!?」
戦士たちは商人が指差す上空を見上げた。
そこには、さっきまで存在しなかった巨大な船が浮いていた!
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