過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
1- 20
41: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/09/07(金) 04:21:06.59 ID:phJ6tlj/0
餓えた野獣の如く、そのギラギラと鈍く光る眼光は湯女のみを捉える!
人間体の時よりも数段も素早さを増し、その動きで彼女を翻弄し、魔法をかわす!

湯女(やはり速い)

湯女(避け際に攻撃を多少加えてもすぐに傷を塞いでしまう。回復速度までもが、速い)

湯女(おそらく急激な身体強化によって体内の代謝までも高くなっている)

湯女「だから何だって話なんですけどね〜!」

脅威的、真の化物レベルまで達した魔王の動き。しかし、それは実に単純な動きしか取らないのだ。

真っ直ぐ突っ込んできて魔剣を振るい、爪で切り裂き。湯女はそれを冷静に観察して、容易に回避してみせる。
時々織り交ぜられる攻撃は全て魔王の体に的中するも、すぐに傷は塞がる。

攻撃が当たらない事にイラついたのか魔王はさらに無茶な攻撃を放ちにかかる!

湯女「こういうものは先に折れた方が負けなのですよぉ」

湯女は光の魔法を発動した。すぐ足もとに眩しく輝いた直径5mの魔法陣が展開される。

無我夢中に湯女を狙う魔王にはその魔法陣が目に映らなかったようだ。
上手く湯女へ誘導され、陣の中へ足を踏み込むと魔王は見えない電撃に感電してしまった!


魔王『あぎぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃん……!?』ビリビリ


湯女「いくら回復速度が早くとも、一気に焼かれてしまえばその意味もないでしょう」

湯女「光に浄化されきってしまいなさい、魔の者よ」

電撃から逃れようと身を悶えて陣の中を暴れるも、陣の淵には結界が湯女によって張られ、脱出できない!

しかし、魔剣を持つ魔王にとってはそんな壁はあってないような物!
痛みの中でふと冷静さを取り戻した魔王は口に咥えた魔剣で陣を突き刺し、魔法を破壊した!

湯女「あらら〜!?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
979Res/921.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice