過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/09/07(金) 04:28:09.43 ID:phJ6tlj/0
湯女「残るは一人、魔法使いさん。あなたは逃げてくれるかしら」
魔導騎士「…………」
魔導騎士「」にや
湯女「あら、何がおかしかったのでしょう?」
魔導騎士「予想したげる。あなたはここで消えてなくなってしまう」
湯女「は?」
魔導騎士「そうね、あと3分もすれば十分だと思うなぁ……」
魔導騎士「残念だったね。あっけない終わりを迎える事になって」
湯女「?」
魔導騎士「魔王にでも倒されるかと思っていた? でも、魔王は予想以上に弱かった」
魔導騎士「ううん、あなたが強すぎたんだね」
湯女「意外と一人になると饒舌になるのですね。お喋りさん」
湯女「私がここで消されるわけにはいかないわ。だってまだその時では―――」
魔導騎士「ボク……ううん、私あなたにはそれなりに感謝してるよ」
魔導騎士「あなたのお陰で、あなたが作ったこの世界のシステムで」
魔導騎士「私は頂点に立つ事ができるんだからね!!」
湯女「…………」
湯女(世界樹、この女の子をすぐに検索して調べて。世界樹。……遮断されている?)
湯女「少しばかり物知りさんのようですねぇ〜♪ ちっちゃいくせにやる〜」
湯女「良ければ、その兜を取って可愛いお顔見せてくださいな。興味があるの」
魔導騎士「本当にバカな女だよ……」
『ふぇぇ・・・』
湯女「!」
突如、湯女へ向かって禍々しい力が飛ばされた!
湯女(ま、魔力を私へ最大加担! 防御を―――)
湯女「くぅぅっ……!!?」ズガガガガガ
?「やれやれ、いつ見ても気に入らん面だよ。腹が立つ」
湯女「…………はぁはぁ、はぁはぁ!」
団長「元気だったか尻軽女さん。このくず野郎」
魔人『ふぇぇ・・・ふぇぇ・・・』
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