過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/09/15(土) 14:48:09.85 ID:XTpXV8Nw0
女勇者「ぎゃわぁ〜〜〜!! 師匠がぁ!!」
戦士「な、なにやってんだお前は!」
盗賊「うぐぅ!?」
間一髪、盗賊は床の端を掴んで落下を防げた。が、
側近「はぁ、はぁ……!」
ひん死だった側近もなんとか盗賊の足に腕を絡めて難を逃れていたのだ。
盗賊は必死に側近を振り落とそうと掴む腕を蹴り続ける。
盗賊「く、くそっ…離しやがれ!! 離せって言ってるんだよ!!」
僧侶「待っていてください! すぐに魔物へ止めを!」
戦士「いいっ!! そんな暇はないから先に2人で外へ出ろ!! 俺が何とかする!!」
僧侶「しかし……」
戦士「邪魔だ行けッ!! 早くしろ」
僧侶「は、はいっ…! さぁ、行きましょう!」
女勇者「い、嫌だよ! だって師匠が…師匠が…!」
盗賊「師匠だ師匠がとごちゃごちゃウゼェ!! 俺の事はどうでもいいから逃げろ!」
女勇者「できないよ!」
盗賊「そういうところがウザいつってんだろ! 二度も言わすかこのバカ女!」
女勇者「うっ……」
僧侶「さ、行きますよ。大丈夫ですから、2人は」
女勇者「うん――――――」
盗賊「うおおおおぉぉぉーーー!!?」ズリズリズリ
側近の重みに耐えきれず、掴んでいた手に限界がきているようだ!
すかさず戦士が盗賊の腕を掴み、助けた!
戦士「よっし、掴んだぁー! 逃がさねぇぞ!」
盗賊「きめぇ! 離せ肉ダルマ!」
戦士「何でだよ!?」
側近「はぁ、はぁ……まだ、まだくたばれない……」
盗賊・戦士「!?」ガクン
側近が盗賊の体をよじ登り始めた。さらに盗賊へ負担がかかり、戦士まで下へ引っ張られる!
戦士は必死に引き直そうと踏ん張っているが、先程の戦闘のダメージがあり全力を出し切れずにいる。
戦士「うううぅぅ……うううううぅぅ! こ、このぉぉぉ……」プルプル
女勇者「やっぱり放っておけないよ、戦士さん! 私も後ろから引っ張るから!」
戦士「んぐぐぐぐぅぅぅ……!!」
盗賊「…………」
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