過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/09/18(火) 01:39:03.49 ID:xuqcJwbq0
魔王「全く、何故魔王の余が下の者どもと共同の便所を使わねばならん……」
魔王「余は王であるぞ。これでは示しがつかないではないか!」
魔王「あー、イライラする……」ジャー
< おええええぇぇぇ……ぎも゛ぢわるぅ……おえっ、うっぷ!
魔王「……」
< はぁ、はぁ……おええぇぇ! 緊張するよ、お母さんお父さん…私無理ぃ…
魔王「おう貴様ァ!! 余にゲロの音聞かせて何が楽しい!?」
< ごごご、ごめんなさい! あの、好きで吐いているわけではなくて…その
魔王「ぶち転がすであるぞ貴様ァー!」
どんどんどんっ!
< ひいぃー!?
< ごめんなさい! ごめんなさい! もう吐きません!
魔王「チッ……」
< うっぷ…………おぇ
魔王「ウガアアアアアッーーーーーー!!!」
どかああぁ〜〜〜んっっ!!
「きゃあああぁーーーっ!?」
魔王「臓物ぶちまけてくれようか!」
「いやです、いやですっ! 許してください!」
魔王「あァ!? …………あァ?」
「うぅ……ひぃ……」ガタガタ
魔王「おう、貴様!」
「は、はいぃ!?」
魔王「ここは雄の魔物専用の便所よッ! 貴様は雌であろうがボケ!」
「……え」
「……えぇ///」
これが私と魔王様、二人が初めて出会った瞬間でした。
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