過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/09/18(火) 01:42:37.90 ID:xuqcJwbq0
こうして、私は晴れて魔王様の側近となれました。
遅刻については叱られるだけで済んだけれど(だって魔王城複雑なんだもん…)
辿り着くまでにされていた物騒なお話は何故か魔王様によって却下されて
1「処刑を無しにすると? あ、いえ。別に構いませんが」
2「宜しいのですか。この者はあろうことか遅刻して参りましたわ。それはとてもいけないこと」
2「責任というものが、社会の常識というものがあまりにも欠如しているかと」
魔王「余に難しい話をするなッ!!」
2「あ、は、はい……」
魔王「余が判断したのだ。この魔物を殺すには少し早すぎるとなァ」
側近「殺すぅ!?」
魔王「貴様が今日から余の側近となるのだな?」
側近「は、はい!! ……その、予定かと」
魔王「シャキっとするのだゲロがッ!!」
側近「はいぃぃ!!!」
魔王「……フン、今回は手を掛けずにおいてやる。精々余の為に尽くせ」
魔王「そして、余の暇潰しの道具となるがよい!」
側近「はい! ……えっ、道具?」
4「あれ、魔王様。何処へ行かれるのです? 何か私どもへ指示などは」
魔王「知らん! 余はそろそろお昼寝の時間なのだ! 部屋へ戻るッ」
魔王「睡眠妨害などしたらどうなるか分かっておるよな。ではな」
4「マジかよ。仕事丸投げするのかよ……」
2「そんな事今さらじゃないのー」
魔物「ね、優しい人だったでしょ?」
側近「……」
へなへな、ぺたん
魔物「あれ、大丈夫? 腰抜かしちゃったの? おーい、誰か医療部屋に連れてってー」
側近「よ、よかった」
側近「よかったよぉぉぉ〜……うわぁーんっ!」
魔物「本当だよ。君初めてだよ? 魔王様に見逃してもらえた唯一の生き残りだ」
側近「お母さんお父さん! 私、ここで一生懸命頑張ります! 見守っていてください!」
側近「うわぁ〜んっっ……おえぇ」ビチャ
魔物「あ!?」
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