過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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935: ◆KzQg0Q/KK6[saga]
2013/07/12(金) 05:00:51.58 ID:+p/8ZSFk0
女勇者(……ん。ここ、どこ)

女勇者『…ワン!?』

いくつもの肉の塊が女勇者の体を抑えつけている!

手足には気味の悪い触手が絡みつき、自由に動くことができない!

女勇者(そ、そうだ……突然4が様子がおかしくなって、私たちそれに巻き込まれて)

女勇者(たち? ……あっ、あの人は!?)

3「   」

女勇者(いた! 私とほとんど同じ状態みたい……起こして早く何とかしないと)

カチャリ、ボト

女勇者『ワ、ワン!?(ああっ、せっかく取り戻した2号があんなところに!?)』

魔剣2号は女勇者の手から離れて肉の床の上に落ちていた!

次第に ズブズブと肉に呑まれ始めた!

女勇者(だ、ダメ!! 今度こそ大変な事になる!! 早く、早く3を……!!)

女勇者『ワンワン!! ワオーン!!』

3「   」

女勇者(起きて! いま起きないとヤバいの! な、なんか体ピリピリって……溶けてるし……)

女勇者(ど、どうしたらいいの!? 何か、何か方法が……何も、思いつかないよ!!)

女勇者(こんなときにみんながいてくれたら……ううん、自分で乗り越えなきゃいけない)

女勇者(でも、いま犬だし……犬ができることって何? ……お手、おすわり、死んだフリ)

女勇者『クゥーン…』


3「情けない声を出すな……こっちまで嫌になる……」  

女勇者『!』



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