過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
1- 20
943: ◆KzQg0Q/KK6[saga]
2013/07/12(金) 05:06:36.55 ID:+p/8ZSFk0
僧侶「どうです? 見つかりましたか?」

エルフ「ううん、どこにもない。もしくはこの下の瓦礫の中に隠れてあるかも」

ペロ「ここからその2号って剣を見つけるなら、1日以上はかかるぜっ」

僧侶「ええ、こちらもゆっくり探している場合ではありませんし……」

ペロ「ていうか そこの嬢ちゃんは何本なんか読んでやがんのさァーッ!?」

魔女「……魔導書よ」ペラ、ペラ

武闘家「本なんて全部終わってから読みなさいよね!? このままじゃ殺されるのよ!?」

魔女「……私だって殺されるのを待っているわけじゃありませんわ。そうならない為に読んでいるのよ」

僧侶「そうだとしても……2号がない今ではその魔法は」

魔女「疑似魔法をまだ覚えてる?」

僧侶「え、ええ……まさか…」

魔女「そう。これにそんなことは書かれちゃいないけど、少しでも何かヒントを得られるかと思って」

ペロ「何それ? …ていうか今はないものねだったって!」

魔女「バカね。天才はこういうとき動じないものですわ。そして困難から脱する方法をいつだって思いつけるの」

魔女「まっ、私は超超超ビックバン天才だからもうなんのその…」

ペロ「いや よくわかんねぇ」

エルフ「それで 肝心なアイディアは思いつけました?」

魔女「…………疑似魔法。その存在自体最近聞きたてで信じられませんでしたわ」

魔女「ふっ、でも何度も目の前で使われちゃ信用しないわけにはいきませんものね」

魔女「こういった状況に陥って魔法が使えないんじゃ、私の存在価値がなくなるもの。何とかして手に入れますわ 疑似魔法とやらを!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
979Res/921.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice