過去ログ - ロバート「葉君と八重ちゃんは似合いのカップルだね」
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46: ◆lc8fM/f/jN38[saga]
2012/12/27(木) 04:23:38.82 ID:4iTIKSa10
サミュエルの研究室。
各種研究設備が揃っており、その一つにはサミュエルが作った薬がセットされていた。
また、セキュリティ付きの鉄筋入り強化ガラス棚には葉の血を培養した溶液が大量に保管されている。

葉「……これだけの量を培養したのか?」

サミュエル「Mr.B2から送られた血液サンプルだけじゃとてもじゃないけど足りなかったからね」

サミュエル「濃縮して、増やしてから各種動物実験。そのデータを元に創薬。更にまた動物実験。データを元に薬を改良。バレないようにするのが大変だったんだよ」

サミュエル「ただし、今回だけは変異してから投与するぞ。そっちの方が効き目が実感しやすいだろうし、僕としても変異が無くなる過程を見たいからね」

葉の腕には、カテーテル経由で薬がセットされた機械(※)と繋がっている注射針が刺さっている。
後は、葉がハルクに変異してから、機械を動かして薬を投与するだけだ。

※:『インクレディブル・ハルク』の終盤に出てきたあの透析マシーンと同じものだと思ってください。

葉「…………ガァツ!」

ハルク「ヌァッ!」

葉がハルクに変異したのを見計らい、サミュエルは機械のスイッチを入れた。

サミュエル「スイッチ・オン!」

機械が動き出す。
薬が、ハルクへ投与され出した。
セットされている分が減りだすが、それに合わせてハルクの体に苦痛が走る。
表情も、苦悶に満ちていく。

ハルク「グ…………! ガッ……!」

サミュエル「堪えろよ! 元に戻れるかの瀬戸際なんだからな!」

八重「三枝君……」

ハルクの呻き声は次第に激しさを増す。
刹那、八重はハルクに抱きつく。
それと同時に、ハルクは大人しくなり、……やがて薬が効いて葉の姿は元に戻った。

サミュエル「愛、ってやつだねぇ。独り身には辛いよ」

クリント「妬んでないで心電図をチェックしてろ」

サミュエル「はいはい。んー、ちょーっと心拍数が増えてたけど、もう戻ってるよ。この調子で薬を全部投与しましょうか」

サミュエル「で、その後でもう1回変身してみて。本当に効いたかの最終チェックだから」






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