過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」透華「その4ですわ!」【龍門渕】
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◆0CXAHEj7Mc
[saga]
2012/09/11(火) 00:01:57.91 ID:7T2PWi8b0
透華「というよりも、貴方がこんな遅くに帰ってこなければ私がこんなに恥ずかしい思いをすることもありませんでしたの!!」
京太郎「その因果関係はおかしいですよ、流石に!?」
京太郎「というか、その国語力で大丈夫なんですか高校2年生!!」
透華「国語なんてひらがなだけですの!! 漢字は外国からの輸入ですの!! つまり漢字は外国語ですの!!」
京太郎「漢字の派生がひらがななんですけど!?」
透華「……ほら、私って金髪でしょう? これはつまり英語圏の人間であることで……」
京太郎「俺国語得意ですけど、英語絶望的に苦手ですね」
透華「……」プルプル
透華「き〜〜〜〜っ!!///」
また殴られた、丁度同じところを。
透華「全くもう!!」
透華「本当に、須賀君がこうして今日外に出歩かなければこういう恥ずかしい思いをすることもありませんでしたのに!!」
透華「おまけに足も痛くなりますし……もう災難ですわ……」
京太郎「足も痛くって……」
透華「はっ……!?」
そういえば先ほどもそこの椅子に座っていた。
それはやっぱり足が痛かったからなのだろうけど。
透華「あっ、いや、えっと、ち、違いますの!!」
京太郎「……」ポクポク
透華「これは別に貴方が帰ってくるのを待っていたら足が痛くなったとかそういうわけじゃ――」
京太郎「……」チーン
京太郎「ああ、わかった、公園でランニングでもしてきたんですね」
透華「……へ?」
京太郎「まあ、たまには運動もいいと思いますが、クールダウンはしっかりしたほうがいいと思いますよ」
透華「……あの、何の話をしているんですの?」
京太郎「……えっと」
透華「私のおなかを見て何を言いたいんですの? そういうことですの? そういうことなんですの!?」
透華「馬鹿なんですの!? 死にますの!?」
透華「別に私は……ふ……ふふ、太ってなんかいませんわっ!!///」
京太郎「……すいません、冗談です、なんでもしますから許してください」
正座の体勢は変わっていないので、そのまま土下座した。
見えそうだ何て思ってない、いや、本当です、本当ですってば。
透華「……なんでも」
京太郎「……いや、あの常識の範囲内にしてくださいね」
怖くなって顔を上げると指を顎に当ててやけに熟考する様子の透華さんが。
しばらくして、ピンと髪の毛アンテナが天を指すように立ち上がった。
透華「それでは、買い物に付き合ってください、ですの」
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