過去ログ - 【真V安価】陽介「東京が死んで、俺が生まれた」【ペルソナ】
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21:思念体が言っている様に、この陽介はハードモードです ◆GcQ2euuWRNZF[saga]
2012/09/04(火) 21:26:40.44 ID:fo2Qe2/Uo
−−−ターミナル−−−
順平「……誰だ!…………おまえ……まさか、公園で会ったやつか?
その姿はいったい……コスプレ大会か何かか?」

陽介「コスプレじゃねーし!……ってか自分でも分からないんですよ。」

順平「すまんすまん。」

順平「…そうか。とりあえず、意識は元のままらしいな。」
「……やれやれ。何がどうなってんだか。いきなり目の前が光に包まれて、気がついた時にゃ、この部屋だ。
その辺を回った感じじゃ、どこかの病院らしいが……おまえがいるって事は、衛生病院か?」

陽介「多分…」

順平「……とにかく、だ。外の様子を知ろうにも、おちおち歩くことさえできん。
おまえ……もう出会ったか?」

陽介「誰のことですか?」

順平「人じゃない。……【悪魔】とだ。
俺っちに起きた事といい、おまえさんのその姿といい……警察やらをアテにしてる場合じゃないっぽいな。」

順平「チッ……こいつはマジメに可能性を考えるべきかも知れん。
とても俄かには信じられんが……
ここが衛生病院だってんなら、あり得ない話じゃない。」

陽介「何がですか?」

順平「東京受胎だよ……
本当に、起きたのかも知れん。
それにこのドラム缶みたいなオブジェには見覚えがある。
こいつは十月の秘蔵の品だったはずだ。」

陽介(確かに。初めてあいつと会った時の部屋にもあったな。)

順平「間違いねえ。全てのカギはあの男が握ってる。
……このまま話しててもラチが明かねぇ。
おまえ……戦う力があるなら、調べてくれ。
部屋の外の思念体と話したところで何も分かりゃしねえ。」

陽介「だからって俺かよ…」

順平「おまえも世界がどうなっちまったか……
他に生き残った人間はいないのか……気になるだろ?」

陽介「…確かに他のみんながどうなったか気になるな。」

順平「だろ? とにかく、誰かに出会う事が出来れば何か分かるはずだ。

陽介「順平さんは一緒に来ないんですか?」

順平「……残念だが、俺には悪魔のいる場所を歩き回れる力はない。
それに、このオブジェについて調べたい事もある。
アテにしてるぜ……よろしく頼む。」

>もう行くしかないようだ…

陽介「分かりました、順平さんはいなくなったりしませんよね。」

順平「俺っちの事なら心配いらねぇ。第一、ついて行ったら足手まといになっちまう。
……なあに、俺っちだってこんな所でくたばる気はねぇよ。その為にも、こいつを調べてるんだからな。……さあ、早く行ってこい。」

順平「まずは外を目指すんだ。……頼りにしてるぜ。」


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