過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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26: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/06(木) 09:15:19.82 ID:6zX01SaAO

そんなフィアンマを手助けするべく動いたのは、オッレルスだった。
とはいってもフィアンマにもプライドがある為、何から何まで世話をしては嫌悪感を持たれる。
なので、オッレルスはなるべく彼のプライドを悪い意味で刺激しないようにしながら、彼の口元に食事を運んだ。
所謂『あーん』と呼ばれるものだ。

フィアンマ「…気遣いなら不要だ」

オッレルス「満腹で仕方が無いんだ。頼まれてくれないか?」

フィアンマ「…、」

善意、及び恋心という好意的な下心からの提案に、フィアンマはしばし沈黙した後、口元のスプーンをぱくりと口に含んだ。
元より恋愛云々に興味は無いし、乙女でもないため、間接キスなどという事は気にしない。
この流れに反応したのは上条だった。
口にこそ文句を出さないものの、不機嫌なオーラを纏ってしまう。
フィアンマはそれに気付く事も無く、与えられるまま食べ進めた。
こういった鈍感さにおいては、確かにフィアンマと上条は同レベルかもしれない。

食事を終え、オッレルスとシルビアは何かやらなければならないらしく、別室へ。
フィアンマと上条は二人きりでリビングに取り残され、暇を持て余しながら並んでソファーへと腰掛けた。
とにかく色々話してみる、とか。
シルビアのアドバイスを思い出し、上条は口を開く。

上条「…フ、…フィアンマ」

フィアンマ「何だ」

上条「えー、と…」

話しかけたはいいものの、こんな時に限って何故だかライトな話題は浮かばず。

上条「……」

フィアンマ「…体調が優れんのならまた寝れば良い」

上条は病み上がりで調子が悪いのだろう、と判断したフィアンマはそう素っ気なく提案する。

上条「…いや、…その…」

フィアンマ「…歯切れが悪いな。何だ」

上条「>>28


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