過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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29: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/06(木) 12:17:24.70 ID:6zX01SaAO

上条「すまない、っていうか…ごめん。果物の方が良いのか? もしかして」

話をしようとして思い浮かんだのは、先程のフィアンマの食事風景。
フォークやスプーンを使う食事に四苦八苦する様は見ていて心苦しかったのだ。

上条「普通の食事ばっかりじゃ、まだ無理みたいだな、って感じて、さ。…、…いや、余計なお世話かもしれないけど」

フィアンマ「…確かに果物の方が楽ではあるが、それでは食器の扱いにいつまで経っても慣れんだろう。骨折でもあるまいし、今甘やかされたところで右腕が戻る訳でもない。余計な気遣いは無用だ」

少なくとも片腕はあるのだから、沢山の介助は要らない。
と、そういう事だ。
甘やかされるのが嫌いな性分なのかもしれないし、プライドが高いのかもしれない。
淡々とした言葉に、上条は口ごもる。
そして、ふと。
オッレルスとの会話を思い出す。

上条『…今更、なんですけど。フィアンマは何で右腕を、』

オッレルス『それを、君が知りたがるのか』

会話とも呼べない短いやり取り。
けれど、彼の瞳は、まるで自分を責めているかのようだった。
いつにない攻撃的な態度に息を呑んだ事を、思い出して。

上条「…右腕って、斬られたんだよな…?」

フィアンマ「それがどうした」

上条「……俺のせい、なのか」

フィアンマ「……>>31




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