過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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[saga]
2012/09/06(木) 15:14:50.01 ID:6zX01SaAO
フィアンマ「……何を馬鹿な事を言ってるんだ、貴様」
呆れたような声に、上条はフィアンマの表情を窺う。
不思議な生き物を見るかのような顔。
上条「いやでも、」
フィアンマ「これは、……自業自得だ」
低い声でぼやき、フィアンマは脚を組む。
彼は別に上条を恨んでなどいない、むしろ、感謝している。
自分が間違っていた事に、本来すべきであった事に気付けた。
だからこそ、上条が救ったこの世界を踏みにじらせるものか、と自分が到底敵わなそうな相手にも立ち向かった、立ち向かえた。
右腕を喪った事だって、思い返せば、今までしてきた数々の所業への天罰、或いは神罰。
そう考えれば、何ら嘆くべき事案では無い。
フィアンマの心は決して弱くはなく、自分にも他人にも厳しく、つまり、他人のせいにしたりしない。
上条に感謝しているなどとは、口が裂けても言えないが。
自分のさまよってきた地獄から、煉獄へと連れ出されただけ。
また、十字教において身体などに欠損を受ける事、つまりハンディキャップ持ちになる事は、『神様から特別な試練を与えられた幸運な人』になったということ。
自分の、上条と対極に位置する最上の幸運が裏目に出たのだ、とフィアンマは思っている。
上条は十字教徒でないため、フィアンマが可哀想に思えるのかもしれないが。
フィアンマ「くだらん事を考えている暇があるなら、その時間を勉強に充てろ」
上条が本来学生である事を考慮して、本棚の空きスペースには数学の参考書や英語の勉強資料が入っている。
フィアンマはそう言い捨てると、退屈そうにそっぽを向いた。
上条としては会話を続けたい。
必死に話題を探して、捜して。
上条「あー…
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