過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/09/06(木) 15:49:43.82 ID:6zX01SaAO
上条「あー…悪い、俺あんまり頭の良い部類に入らないんだ」
言いつつ、立ち上がると、上条は本棚から一冊の英語で書かれた本を手にソファーへと戻る。
上条「この英語の本読みたいし、良ければ英語を教えてくれないか? 嫌なら、この本の内容を説明するだけでも構わないから、頼む!」
フィアンマ「……、」
自分の人生を変えた恩人の些細で軽い内容の頼みを聞かない程、フィアンマは心が狭い訳ではなく。
上手く教えられる自信が無い、とのコメントに、上条は構わないと頷いた。
元より、勉強がしたくて提案したのではなく、フィアンマに勉強を教えてもらいたくて提案したのだから。
彼は暇を持て余していた事もあり、内容の説明だけでなく、単語の意味や発音、文法なども教える事にした。
フィアンマも英語について独学ではあったが、知識が正しければ問題ない。
上条が開いた本、ページの一文の横空白を、フィアンマの細い指先がなぞり、穏やかな声が上条の耳に届く。
一冊の本を二人で見るのだから、当然座る距離は間近。ほぼ密着状態。
フィアンマの長いサイドの髪が、上条の肩に触れ。
加えて、シャンプーと彼の体臭の混じるやや甘い匂いを、意識せず上条は嗅ぐ。
自分で教えてくれ、と言ったはいいものの、こんな状態で、上条が集中出来る訳が無かった。
フィアンマ「つまりこの、……幻想殺し、聞いているのか? 先程からどことなく上の空である様に感じるが」
ふと、上条が(フィアンマという自分の好きな人が物凄く近くで囁いてくるという状況の為ドキドキとしてしまい)集中していない事に気付いたフィアンマは、ストレートに指摘する。
意地悪な言い方や誇張表現はするが、彼は基本的に言葉をオブラートに包まない。
上条はというと、事実を指摘されて冷や汗をかいていた。
理由があるといってもそれは精神的なもの。
せっかく教えてくれたのにロクに聴いていませんでした、と言えば、反感を買う事は目に見えている。
フィアンマ「俺様の教え方に問題があったのなら仕方ないが。それでも構わないと言ったのはお前だろう?」
上条「…う…
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