過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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369: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/09/24(月) 07:39:43.42 ID:kSVZpUCAO

オッレルス「…ふふ…、はっははっ、はっ…心配いらないよ。俺は君以外を愛せないからね」

そんな気の抜けた笑い声を漏らし、オッレルスも手近な駒を並べ直す。
そして、一言付け加えた。

オッレルス「君以外を愛するつもりもない」

フィアンマ「…そうか。……、…お前は俺様の財産だ。だから、俺様の為に行使する」

可愛げがあるのか無いのか曖昧な宣言をし、フィアンマは駒に手をかけて動かした。
順番決めのじゃんけんを行えば、必ず自分が勝利する事を知っているから。

フィアンマ「…何も考えていない様な顔をして、戦略の組み立てが上手いな」

オッレルス「酷い評価だな。いくらモーション無しに魔術を発動出来るにしても、普段から戦い方については考えてるよ。慢心や油断は敗退に、最悪、死に直結するからね」

フィアンマ「お前の術式は反則的だからな。何も考えていないのかと」
オッレルス「反則的…って、君が言うのか。…流石に全て反射神経でどうにかなる程若くない」

フィアンマ「なるほど。チェック」

オッレルス「あっ」

人畜無害そうな顔をしていて、しかし燃えたぎる情念を持つ男だ、とフィアンマは思う。
だからどうという訳でもない。
それら全てをひっくるめ、フィアンマはオッレルスという人間を愛おしいと感じるのだから。
しまった、という表情を浮かべるオッレルスに、フィアンマはくすりと笑う。



楽しくて、穏やかで、幸せだ。



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