過去ログ - オッレルス「安価でフィアンマと」上条「恋人になりたい」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/09/05(水) 00:13:05.81 ID:NOIll0qL0
《
>>2
様 我慢出来ませんでした…》
上条の看病をしていたが為に疲弊したらしく自分の肩に頭をもたれるフィアンマの寝顔を眺め、オッレルスは表情を和ませた。
狂気や憎悪を宿す瞳も、こうして閉じれば長いまつ毛の縁取る瞼で隠されて。
寝ぼけ眼は彼の性格に合わずぼんやりと、そして潤んでいる事が多く、可愛らしい。
最も寝起きが悪いタイプではないのか、十分と経たずに本調子を取り戻してしまうのだが。
オッレルス「フィアンマ…」
ぽつりと、一言。
オッレルスの声色には、好意の色が含まれている。
フィアンマが眠っている間にしか、こうしてあからさまには出さないが。
彼が家を連れて来てしばらく接している内に、いつしかオッレルスはフィアンマに対して好意を感じるようになった。
ただ好いているというだけではない。そこには恋愛的な意味合いも含まれている。
十字教徒でもなければ常識に凝り固まらなければならない立場には居ない為、性別に関しては特に気にしない。
好きになった理由は、一体何なのか。
昔の事を悔いて泣きながら落ち込む自分に真っ直ぐな問いかけをしながら抱きついて慰めてきてくれたからか。
日常の普通の生活で、右腕が無いのは不便だろうに、誰にも、それこそ自分にも頼らず孤高に努力してる様に惚れたのか。
はっきりとした理由を挙げろと言われれば何とも言えないが。
容姿も内面も好きだ、と、オッレルスは自信を持って言える。
まだ心を完全に開いてくれている訳ではないものの、いつか、開いてくれたら嬉しいと。
そう思いながら、自分の思いつく限りの方法で好意をアピールする。
好意的に接されて嫌な人間は居ないので、この頃態度が軟化してきた気もするのだが。
オッレルス「……」
不安材料はある。
上条当麻という少年だ。
フィアンマがあちらへ惹かれる恐れを考慮せざるを得ない。
何故ならあの少年はフィアンマの命の恩人だから。
自分も確かに命の恩人に相当するのかもしれないが、あちらの方が少々有利かもしれない。
だからといって追い出す、などとみっともない真似はしないが。オッレルスはあくまで大人である。
オッレルス「……、…」
フィアンマ「…、…ん…」
今の体勢に飽きたのか、フィアンマは二度程身じろいだ後、更に深くオッレルスにもたれかかって眠った。
オッレルスの体温が心地良いのか、彼の広すぎず細すぎずしっかりとした男性的な肩が程よい枕なのかは不明だが、とにかくオッレルスに寄りかかって眠る状態が良いようだ。
属性(例:ツンデレ、ヤンデレ、クーデレ。指定が無ければデレデレで)
オッレルス>>+2
上条当麻>>+4
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