11: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:39:33.13 ID:mVZBQuHy0
奉太郎「じゃあ、俺たちも帰るか」
える「はい!」
える「……あ」
千反田が口に手を当て、何かを思い出した仕草を取る。
奉太郎「ん? どうした」
える「鞄を教室に置いたままでした」
こいつはしっかりしているが、どこか抜けている所もある、そんな奴だ。
える「取ってくるので、折木さんはお先に帰っていてください。 すいません」
奉太郎「いや、昇降口で待ってるよ」
奉太郎(待ってる分には無駄なエネルギーを抑えられるしな)
える「そうですか、では私は一旦教室まで行くので、また後で」
奉太郎「ああ」
〜階段〜
奉太郎「今日は疲れたな」
奉太郎「座っているだけだったが……」
「……でさー」
奉太郎(あれは、漫研の部員達か?)
奉太郎(男子トイレから出てきた? 何をやってたんだか)
奉太郎(まあ、どうでもいいか)
千反田が居たら、ほぼ、気になりますと言っていたであろう。
だが幸い、今は千反田が居ない。
今日はつくづく運が悪いと思っていたが、そうでもないかもしれない。
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