過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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23: ◆Oe72InN3/k
2012/09/06(木) 21:48:04.26 ID:mVZBQuHy0
〜バス〜

そんなこんなで、今はバスに揺られている。

横で里志が、外に見える景色について様々な雑学を披露しているのを聞き、目を瞑る。

そうやって何も考えずにしているだけで俺は充分に幸せなのだが、里志が唐突に声を掛けてきた。

里志「そういえば、ホータロー」

奉太郎「……ん」

里志「ホータローってさ、遊園地の乗り物、楽しめるのかなって思ったんだけど」

里志「どうなのかな?」

奉太郎「まあ、それなりには楽しめるんじゃないか」

奉太郎(俺も人並みには楽しめるだろう、恐らく)

すると伊原が、後ろから突然話しかけてくる。

摩耶花「折木って、アトラクションを楽しめそうにないよね」

失礼な奴だ、全く。

それを口に出して反論しようとしたが……

える「折木さん!」

今にも食ってかからん、といった距離まで千反田が顔を近づけてきた。

奉太郎「な、なんだ」

俺が若干引くも、千反田は更に距離を詰め、パンフレットを指差しながら言う。

える「私、このジェットコースターという乗り物が……」

える「気になります!」

さいで。


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