過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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713: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:07:51.23 ID:On4qT+Dm0
える「……うっ……ううっ」

いつまでも泣いていてはいけません。

文化祭も……あるんです。
以下略



714: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:08:17.75 ID:On4qT+Dm0
一緒に遊園地に行きました。

摩耶花さんを傷つけた私を、助けてくれました。

時間が遅くなると、家まで私を送ってくれました。
以下略



715: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:09:54.19 ID:On4qT+Dm0
あれも、それも、全て。

……全て、私が勝手に思っていた事なのでしょうか。

入須さんは、いい人です。
以下略



716: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:10:20.21 ID:On4qT+Dm0
〜文化祭三日前〜

気付けばもう、金曜日……新たな一週間が終わりそうになっていました。

あの日から毎日、夢であればと思いましたが……そんな事はありませんでした。
以下略



717: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:11:06.11 ID:On4qT+Dm0
える「すいません、家の用事で」

分かりやす過ぎる嘘だと、自分でも思います。

里志「……そうかい、なら仕方がないかな」
以下略



718: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:12:44.45 ID:On4qT+Dm0
える「やめてくださいと言っています!」

里志「……分かったよ、それなら僕からはもう何も言わない」

里志「けどね……まあ、これは言わなくていいかな」
以下略



719: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:13:19.94 ID:On4qT+Dm0
〜文化祭二日前〜

今日は何も予定がありません、家から出る必要も……ないです。

パソコンを立ち上げ、神山高校のホームページを開きました。
以下略



720: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:14:01.38 ID:On4qT+Dm0
える「はい、千反田です」

摩耶花「あ、ちーちゃん?」

える「摩耶花さん、ですか?」
以下略



721: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:14:27.99 ID:On4qT+Dm0
それから30分程、他愛の無い会話を摩耶花さんとしていました。

私が思っていた事を摩耶花さんが切り出す事はとうとう無く、私は受話器を静かに置きました。

摩耶花さんは恐らく、私を気遣ってくれたのでしょう。
以下略



722: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:16:01.77 ID:On4qT+Dm0
〜文化祭一日前〜

福部さんや、摩耶花さんに言われた事によって、気分はかなり落ち着いていました。

……やはり、文化祭には行きましょう。
以下略



723: ◆Oe72InN3/k
2012/09/24(月) 23:17:08.57 ID:On4qT+Dm0
……少し、休憩しましょう。

私は辺りを見回し、偶然にも近くにあった喫茶店へと向かいます。

看板には歩恋兎と書いてあり、私は春に入部してくれそうになった一人の子を思い出しました。
以下略



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