787: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:48:05.87 ID:9Mfs4qeW0
奉太郎「……招き猫とか、どうでしょう」
入須「そんな物をプレゼントして、相手が喜ぶと君は思っているのか」
奉太郎「……いえ」
788: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:48:43.04 ID:9Mfs4qeW0
入須「……まあいい」
入須「ここは候補としては、中々良さそうだな」
奉太郎「ええ、そうですね」
789: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:49:09.82 ID:9Mfs4qeW0
〜古典部〜
そう、土曜日は千反田のプレゼントを探しに行ってたんだ。
入須の意見は中々俺の参考になった。 なんと言っても俺は人の気持ちを考えない事が多々ある気がするから。
790: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:50:07.17 ID:9Mfs4qeW0
〜古典部(水曜日)〜
にしても、なんだか今週に入ってからあいつらの様子がおかしい。
あいつらというのは勿論、古典部の部員達。
791: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:50:34.63 ID:9Mfs4qeW0
まあ、文集は完成した様だし、文化祭の打ち合わせにはまだ時間がある。
奉太郎「それにしても、誰も来ないとはな……」
思わず独り言が漏れてしまう。
792: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:51:11.01 ID:9Mfs4qeW0
〜喫茶店:歩恋兎〜
入須に場所はどこにするか聞かれ、俺が指定したのはここだった。
ここの喫茶店には少し、思い入れがある。
793: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:51:36.71 ID:9Mfs4qeW0
まだ何かの打ち合わせをする気なのか、まあ仕方ない……この計画に乗ったのは俺な訳だし
。
奉太郎「それで、今日はなんのお話ですか」
794: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:52:27.48 ID:9Mfs4qeW0
奉太郎「……それはちょっと、意外ですね」
奉太郎「試写会の時だって、俺の事を良い様に使ったじゃないですか」
入須「前にも言っただろう、あれは仕方なかったんだ」
795: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:53:01.70 ID:9Mfs4qeW0
入須「気にするな、そう思われるのは慣れている」
奉太郎「……そうですか」
そして入須も、店に入ったときに頼んだのだろうブレンドに口を付けていた。
796: ◆Oe72InN3/k
2012/09/26(水) 23:53:28.63 ID:9Mfs4qeW0
奉太郎「……やはり、心の内を見るのが好きな様で」
入須「……あくまで推論さ」
入須「君の今までの言動や行動から、導き出しただけの事」
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