過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/09/30(日) 16:24:04.65 ID:VqSbUoubo
乙でした。


979: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:39:46.61 ID:eVP4bQtW0
台風ガガガ

残りがまだ少しだけあるので……少し本編に関係あるお話を投下します。

最後の最後、える視点からの物となります。
以下略



980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/09/30(日) 16:45:38.19 ID:auY1+Wpp0
いやあ、すごい大作だった
氷菓ssは常に不足してるからまた何か書いてください


981: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:46:30.44 ID:eVP4bQtW0
私は、待っていました。

折木さんの言葉を、優しい言葉を。

左右に植えられている木は、雪が積もり……まるで、桜の様でした。
以下略



982: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:47:26.96 ID:eVP4bQtW0
……

最後に一度だけ、私は振り返りました。

折木さんは未だに、私の事を見ていて……
以下略



983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/30(日) 16:47:34.82 ID:gZXe3gjIO
アスペなりに書いてみろよ


984: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:48:53.71 ID:eVP4bQtW0
……ああ、もう、振り返れません。

今日は、泣かないと決めたのに。

最後の別れくらいは、元気な千反田えるで居ようと思っていたのに。
以下略



985: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:49:45.89 ID:eVP4bQtW0
涙は、いくら歩いても止まることがありませんでした。

……そうでした、私は何故、言葉を待っていたのでしょうか。

自分から、私から言えば、それで良かったのでは……無いでしょうか。
以下略



986: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:50:13.06 ID:eVP4bQtW0
絶対に、絶対にこの思い出は忘れません。

例え何年経っても、何十年経っても、私の心の中で生き続けます。

……それくらいなら、許されてもいいですよね。
以下略



987: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:51:04.06 ID:eVP4bQtW0
……ふふ、やっぱり私は、意志が少し弱すぎるかもしれないですね。

そして、私の視界には既に……折木さんの姿はありませんでした。

私は再び前に向き直り、まだ雪が舞い落ちて来ている空を眺めます。
以下略



988: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:51:37.00 ID:eVP4bQtW0
える「……でも、ちょっと寒いです」

私は独り、そう呟くと足を再び動かします。

ゆっくり、ゆっくりと。
以下略



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