過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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982: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:47:26.96 ID:eVP4bQtW0
……

最後に一度だけ、私は振り返りました。

折木さんは未だに、私の事を見ていて……
以下略



983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/30(日) 16:47:34.82 ID:gZXe3gjIO
アスペなりに書いてみろよ


984: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:48:53.71 ID:eVP4bQtW0
……ああ、もう、振り返れません。

今日は、泣かないと決めたのに。

最後の別れくらいは、元気な千反田えるで居ようと思っていたのに。
以下略



985: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:49:45.89 ID:eVP4bQtW0
涙は、いくら歩いても止まることがありませんでした。

……そうでした、私は何故、言葉を待っていたのでしょうか。

自分から、私から言えば、それで良かったのでは……無いでしょうか。
以下略



986: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:50:13.06 ID:eVP4bQtW0
絶対に、絶対にこの思い出は忘れません。

例え何年経っても、何十年経っても、私の心の中で生き続けます。

……それくらいなら、許されてもいいですよね。
以下略



987: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:51:04.06 ID:eVP4bQtW0
……ふふ、やっぱり私は、意志が少し弱すぎるかもしれないですね。

そして、私の視界には既に……折木さんの姿はありませんでした。

私は再び前に向き直り、まだ雪が舞い落ちて来ている空を眺めます。
以下略



988: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:51:37.00 ID:eVP4bQtW0
える「……でも、ちょっと寒いです」

私は独り、そう呟くと足を再び動かします。

ゆっくり、ゆっくりと。
以下略



989: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 16:52:33.70 ID:eVP4bQtW0
以上で終わりです。

今度こそ、奉太郎「古典部の日常」は完結となります。

本当に、本当にありがとうございました。


990:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/09/30(日) 16:55:39.63 ID:LcrPA5JB0
乙(´;ω;`)



991:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/30(日) 16:57:10.40 ID:+UMcqWGP0
強く生きろよ
えるたそ……


992:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/30(日) 16:57:49.49 ID:H/qUcFrE0
乙!


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