過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで竜吟虎嘯……だと……?」照「みっつめっ」【白糸台】
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264:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/12(水) 22:23:33.33 ID:3JxzOXzso
豊音「すすすすすみません失礼しましたぁ!!」

京太郎「いやいや良いって、俺も知り合いが小学生の頃やらかしたの見たことあるし」

京太郎「(咲ェ・・・)」

豊音「それって高校生でやらかした人見たことないってことじゃないですかー!」


そりゃあいない。
高校生にもなって呼び方をついで間違えることなんてそうそう無いだろう。
せいぜいあだち充の主人公達の顔を見間違えるくらいだ。


豊音「ととととにかく須賀京太郎さんにとんだ失礼を!」

京太郎「だからそんなに・・・ん?貴女、俺の名前を何で?」

豊音「長野県大会決勝、中継で見てました!サイン下さい!」

京太郎「(謝罪の体勢から一瞬でサインの懇願に!?)」

京太郎「あー、俺サイン書くような凄い奴じゃないぞ?」

豊音「そんな事無いです!あ、『豊音ちゃんへ』って入れて下さい!」

京太郎「(聞いちゃいねえ)」


少女の瞳は非常にキラキラしている。正直、断りづらい。
京太郎はセーラームーン見てる時の咲の眼がこんな感じだったなー、なんて事を思っていた。
その瞳はここに京太郎を知る第三者が居たならばすぐに『何か』に気付けるようなものであったが、ここには彼ら二人しか居ない。


京太郎「(そういや俺、何気に団体で一回個人で一回全国行ってんだよな。両方一回戦負けだったけど)」

京太郎「えーっと、今ここに書ける物が無いから宿に戻ってからということで。それと、条件が二つ」

豊音「条件?」

京太郎「さっきの失敗を忘れちゃうこと。それと、なんか堅苦しいから友達にするように喋ってくれないか?」


こうでもしないとずっと引きずるような気がする・・・と、少年は思考した。
実際、そうなっただろうが。


豊音「あ、うん。ええっと、分かったよー」

京太郎「それでよし!そんじゃ改めて、俺は須賀京太郎。よろしくな!」

豊音「私は、姉帯豊音。よろしくねー?」



そしてどちらからというわけでもなく、右手を差し出し合う。
須賀京太郎は、その日初めて、自分より手の大きい女性と握手をした。


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