過去ログ - 【咲安価】京太郎「スマブラで竜吟虎嘯……だと……?」照「みっつめっ」【白糸台】
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924:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/20(木) 01:31:19.10 ID:RFHWiUcpo
負けたくない。
負けられない。
負けるものか。
それだけを支えに、彼らは立っている。


京太郎「ゼヒュー・・・ゼヒュー・・・ご、はっ」

シン「ぐっ、が、あっ・・・!」


満身創痍も満身創痍、もはや瀕死もいいところだ。
互いに防御なんて考慮に入れもせず、ただひたすらに殴りあう。
互いのダメージは既に300%を超えている。
もはや彼らを支えるのは、意地と、気合と、想いだけだ。


観客は一言も喋らない。
この張り詰めた空気を損なわないために。

淡とエイスリンは戦っている。
仲間の、助けとなるために。



そして、場が動いた。
奇しくも四人同時に、同一の地点に向かって。
京太郎とシンは互いに止めを刺すために。
淡とエイスリンは、そこに援護を送るために。



京太郎「う、おおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」

シン「う、あああああああああああああああッ!!!!」

淡「間に、合えっ!!」

エイスリン「トドイ、テッ!!」



ならばこの戦いの決着は運任せとなるのだろうか?
いや、スマブラの神はそんな運任せの決着を認めはしない。
かの神はいつだって、何かを積み上げてきた者に微笑むのだ。


京太郎とシンは、今の仲間と出会って一ヶ月前後だ。
その間、京太郎は仲間と共に絆を深め、連携を鍛えた。
シンは仲間との距離感を、京太郎達と出会うまで計りかねていた。
それが、二人のたった一つの、そして絶対的な違い。
チームワークの積み重ねが、チームプレーを生むならば。
この場所において、それは―――



淡は前に出ながら、援護の飛び道具を放つ。
エイスリンはその場で、狙いを定めて飛び道具を放つ。

淡の飛び道具は、シンに命中する。
エイスリンの飛び道具は・・・京太郎を庇った、淡に命中する!


その場の誰もが驚愕した・・・京太郎と淡を除いて。
そして、淡の動きを知っていたかのように、エイスリンの攻撃を避ける素振りも見せなかった京太郎のスマッシュが、シンに突き刺さる!!
これが、決着の一撃。


シン「俺の・・・負け、か・・・?」

京太郎「当たり前だ」




京太郎「俺がこいつと一緒に戦って、負けるわけがないだろ?」



【SIRAITODAI WIN!!】


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