過去ログ - 【Fate】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】
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181:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/09/09(日) 01:19:59.08 ID:bdqMGn5N0

それを止める方法を、今の俺たちにないわけだが――


「キャスター。アレでもまだ壊そうって言えるなら、俺は少しだけお前への認識を改めなくちゃいけねえ」

キャスター「…………っ」


俺たちは日の当たらない地下の、閉ざされていた地下墓地に足を踏み入れる。
ここを塞いでいた壁は、まあ、その力業でなんとかしたわけだ。
ちゃんと、今回のことが終われば修理はするから問題はないだろう! 多分。

光のささない暗い墓地。黴と埃と土の匂いが鼻を刺す。
けれど、墓地の奥にうっすらと明かりがともっているのが見えた。
俺たちはかつかつかつ、とその明かり目指して、暗い墓地の中を歩き続ける。


その明かりの元には、不自然に一つの棺桶があった。
蓋が開けられたその上には大小様々な魔法円がずらりと並んでいた。
それら一つ一つが歯車のように組み合わさっている上、使われている術式も全くのバラバラ。

メソポタミアの楔文字があるかと思えば、ヘブライ語やラテン語、ドイツ語の魔法陣も存在する。
中にはアステカの祭壇やエジプトの壁画、中国の象形文字のような、
奇妙奇天烈な言語から、直視すればSAN直葬されるような、外宇宙の言語まで使用されている。

それらの術式をコンマ秒単位で配置し直し、次々と術式を整えていく銀髪碧眼の少女。

 


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